ブランディングの試みをふりかえろう
ここに来たあなたなら、過去にブランディングにチャレンジしたことがあるはずですね。
会社や商品のブランディングもそうですが、
もっと個人的なものに近い、
いわゆるパーソナルブランディングを試みたことがあるはず。
で、
折れないブランドをつくれたか、
自問自答してみてほしいんです。
ブランドが確立した状態というのは、
範囲は狭くてもいいんで、
狙い通りのキーワードで自分のサイトが上位表示されることを意味します。
それがブランドの勝利です。
はやらせ太郎はわたしのつくったブランドのひとつで、
むちゃくちゃ活躍したわけではないですが、
星の数ほどあるホームページ制作会社の中で、
なんかしらんけど稼げるサイトを作ってくれそうな期待を抱かせる効果があり、
わたしの半径2キロ以内限定ですっかり浸透してよく稼いでくれました。
それなりにエッジを立てる効果があったんですね。
役が与えられた舞台俳優が、
ほんとうの自分の性格とは異なるその役になりきるのと同じことで、
ブランディングっていうのは単に名前をつけるだけのネーミングとちがって、
狙いのあるコンセプトが名前に与えられ、
コンセプトにしたがってさらに属性が与えられます。
ある想いを託した名前をモノにつけると、
そのモノがあたかも使命を帯びた生き物のように、
命名者の想いの実現のために仕事をしてくれるんです。
コンセプトメイキングのおもしろみは、
そういうところに感じられます。
検索順位が下がったなら、
SEOでキーワード選択が大切なのはいうまでもありませんから、
根っこにあるコンセプトからきちんと設計したかどうか、
そこまでさかのぼって検証しないといけません。