オレンズネロ - 定価3000円のシャーペンを息子が

シャーペンを握って字を書くという習慣がなくなってから久しいですが、国内のシャープペンシル市場は150億円前後で推移しているというからたいしたもん。定価3000円もする高級なシャーペンを息子がほしいと言い出した驚きをここに。

12歳のハッピーバースデー

2017年07月27日

小学6年の息子が、
12歳の誕生日のプレゼントに、
どうしてもほしいものがあるというので、
なんだときいてみたら、
シャーペンだという。
驚きましたL(・o・)」
ここ4~5年はずーっと、
誕生日といわずクリスマスといわず、
プレゼントといえばゲーム機かゲームソフトに決まっていたからです。
ニンテンドー「3DS」が肌身離さず持ち歩く宝物みたいになってましたんで、
ソフトは「妖怪ウォッチ」のシリーズですね。
>そろそろ受験なんやから、
>ゲームはほどほどにしとけよ

っていう、
冷ややかなプレッシャーを感じはじめてからは、
遊びが「ベイブレード」にシフトしていましたけど、
それが突如シャーペンとは。
親の予想を超えて、
受験モードにスイッチが切り替わってました。
>小学校1年から5年までと6年になってからとで、
>いちばん変わったんボクやと思うわ。

と、
本人の口からたくましいセリフが聞けましたが、
そこ、
オヤジも認めます。
へにゃへにゃのいじめられっ子で、
なさけないゲーム小僧でしかなかった息子が、
がぜんたくましくなってきた。
ごほうびのひとつやふたつ、
ボーンと気前よくあげたい心境だったんですが。
それにしても、
シャーペンなんかでほんまに嬉しいんかな?
って感じだったんですけど、
調べてみてビックリ。
オレンズネロ
っていう、
定価で3000円の最高級ブランドだったんですな。
しかも、
どこにも在庫がなかったので、
ネットオークションで手に入れることになったんですが、
即決価格は4800円でした。
(Amazonでは6000円を超えてました。)
贈ってみてわかりましたが、
よっぽどええもんらしいですよ。
>スゴい!スゴい!
>ヤバい!ヤバい!


いまなお連発してますから。
(子どもはボキャブラリーが圧倒的に少ないので、
なにがどうスゴくてヤバいのか、
理解するのに時間がかかります。)
では、
なにがどうスゴくてヤバいかっていうと、
0.2とか0.3ミリの極細であるにもかかわらず、
芯が「折れない」ことと「自動芯出し」の技術。
ボールチャック

ていう技術らしいんですけども、
芯を自動的に一方向に送り出すシステムだから、
ワンノックで芯がなくなるまで書き続けることができる
>たいした手間やないねんから、
>ノックくらいせえよ!

と、
オヤジは思うけど、
いつも「ペンまわし」に失敗してガチャガチャ落として芯がバラバラになってたので、
折れないっていうんであれば確かにありがたい。
>ちょっとだけ貸してあげるから書いてみぃ
って
上から目線で言われて書いてみたけど、
グリップがずいぶん細くて握りにくい。
>なんやこれ、
>すぐ手が疲れそうやないか


て第一印象やったけど、
それは息子には言わないことに。
いやまぁ確かにね、
ノックしなくても芯が勝手に出てくるっていうのは斬新ですけども、
書き物の99%をキーボードで賄うIT業界人ですし、
シャーペンを使うことが1日平均1分もないわけで、
>ワシはいらんぞ

ていうのが当然の結論ですけども、
これがもし中高生時代だったとしたら‥‥
芯が自動で出てしかも折れないシャーペンが垂涎の的だったかもしれません。
さらにどうでもいいけど、
「オレンズネロ」っていうネーミング、
折れないところに由来して折れず→オレンズだと思われますが、
上から読んでも下から読んでも(=左から読んでも右から読んでも)「オレンズネロ」になると。
→ orenznero ←
──ほらね(*^_^*)
>だからなにやねん?
じゃなくね、
そういうところにも息子は痛く感激して、
すっかり「ぺんてる」の大ファンになってしまったって話ですワ。
これからも良い商品づくりに励んでいただきたいですけども、
ぺんてるさん、
意外なことに上場してない。
シャーペンは同社の売上の3割弱を占める事業の柱なんですが、
シェアは3位。
  • 三菱鉛筆
  • ゼブラ
  • ぺんてる

の順。
追われる側じゃなく追う側だってわかると、
よけい応援したくなりますわな。
(‥‥とかいいつつ、
自分の使っているシャーペンは三菱鉛筆の「クルトガ」だ
ってことを息子が教えてくれました。
オヤジは「グリップの握りやすさ」でこれを選んだのでした。)

グリップのこの「ぷにぷに感」が大事