ネコ好きじゃなくてもハマるキモカワなキャラクターの生みの親ヒグチユウコは謎の人

気持ち悪そうで、でも、なんか可愛い。 そのビミョーなゾーンの生き物は、なぜかフツーに可愛いやつより愛着が10倍増になってしまう。 ヒグチユウコの作品は、ゾワゾワーッと、そのビミョーなゾーンを突いてくるから脳裏にこびりつき、つい大量にグッズを買ってしまい‥‥


騒然!グッズ売り場へ直行だ

HayaraseTaro(2019,09)

ヒグチユウコ展「CIRCUS」が神戸にやってくるっていうので、
初日から出かけてきました六甲アイランドにある神戸ゆかりの美術館
ディープなファンでもないのに、
初日から出かけるなんて‥‥?
きっかけはお仕事です。
美術館の運営をアウトソーシングで受託している会社の事務の運営をアウトソーシングで受託する‥‥みたいな、
ややこしい事情で当社のポスレジをグッズ売り場の一部で使っていただくことになりまして。
それがなかったら情報も入らず、
知らないあいだに終わっていたかもしれません。
‥‥でも行けてよかった。
このキモカワなネコやらワニやらの絵は、
なんかどっかで見たことあるけれど、
実はそれがヒグチユウコって人の作品だってことはこの展示会まで知りませんでした。
還暦まであと3年のジジイですから。
それにわたしは、
子どものころに大切に飼ってた小鳥たちを隣の家のネコに皆殺しにされて以来、
犬は好きでもネコはどーも。
はじめに謝っておきますけど、
ヒグチユウコを取りあげたページのくせに、
ほとんどヒグチユウコさんの人物については情報収拾してません。
ていうかご本人、
顔出しもキャラ出しもNGな方ですから、
あれこれ調べるのも野暮かなってことで、
ま、あたりさわりのない最低限のことしかわからないです。
ヒグチユウコ=謎

てことで。
それにしても驚いたのはグッズ人気の高さ。
東京では品切れ発生というウワサが広まっているためか、
初日の朝イチからショップには長蛇の列、列、列‥‥。
作品鑑賞はあとまわし‥‥というか、
そっちのけでとにかくグッズ獲得優先。
開館と同時にドドッ、
どどどどどどーっとお客さん殺到。
東京では3億円ほど売り上げたらしいというウワサですけど、
神戸でも初日だけで1000万円近くは売れたのではないかな?
ひとり100品超、10万円超のお買い上げもザラで、
レジ5台をフル稼働させても追いつかない騒乱状態がオープン直後から発生してましたから。
なんたって、欲しくなる感じの、
そそるキャラたちですからなあ‥‥

ネコ好きじゃなくてもハマります

2回めはプライベートで、
高校1年の娘を連れて夏休みに。
繊細で可愛いっぽいのに、
それでグロテスクに描かれた生き物たちの筆致に、
娘もかなり引きこまれたようで。
ひとつひとつの作品に釘付けで動きません。
どこをそんなにじーっと見てるんだと尋ねたら、
細かーい線の一本いっぽんの描かれ方を観察してるんだそーな。
えらいね。
子どものころは自分も細かーい線でいっぱいお絵描きして、
将来の夢は絵本作家って言ってた時期もあったくらいの娘なので。
なんか触発されたかもしれません。
さっき言ったみたいな事情で、
ネコを見たら憎悪のあまりブン殴りたくなるくらいのわたしですから、
ギュスターヴくんってやつも首から下はともかく顔つきは好きになれず、
ワニとかアノマロとかひとつめとか、
ネコ以外の生き物キャラに視線を向けてました。
(おみやげに買ったグッズもネコじゃなく、
「CIRCUS」っていうタイトルの魚が絵はがきになったやつ。)
ひとめ見たらこびりつく、
なんとも濃厚な作風がたまりませんですなあ。
ヒグチユウコさん、まだまだお若いので、
この先どこまでビッグになられるか、
楽しみです。