トリトンの松岡さんのセミナーで「商業デザイン」について考える|デザインスタジオはやるよ本舗【神戸】
はやるよレシピ(スタッフブログ)

【あいまこん】  はやるよ本舗のチーフプロデューサー。本来は、ウェブサイトのデザインからコーディング、Flashが一応専門だが、はやるよ本舗ではそれだけでは許されず、写真撮影、ビデオ編集、紙ものデザイン‥‥まで担う多才なA型の山羊座。

トリトングラフィック松岡さんの講演

神戸のハーバーランドにある産業振興センターで行われた神戸商業経営研究会キックオフセミナーに参加しました。テーマは『経営戦力を考える上での「デザイン」というツール』で、トリトングラフィックスの松岡賢太郎さんの講演です。神戸の北野坂にある「トリトンカフェ」は、神戸のみならず全国からオシャレさんたちが集うカフェとしてあまりにも有名ですよね。

 松岡さんと同じく、デザインの仕事にたずさわる者として、実績はぜんぜん比べ物にならないのですが、今回お話を聞いてみて、根幹に流れる思いはけっこう共通しているんじゃないかなと実感しました。

 デザインの仕事をやっていて常に直面するのが、「作品先行系のデザイン」か「商業系のデザイン」かという問題です。
デザイナーなら誰でも「作品を通じて自分のテイストを表現したい」という意識少なからずあります。しかし、そこにクライアントや末端ユーザーの声が届いてないと、自分の作品への思いだけがふくらんで作品先行にかたよってしまいます。松岡さんはそれをデザイナーのマスタベーションとおっしゃいましたが、まったく同感です。この場合多くは「制作費はけっこうかかったわりには、それに見合ったフィードバックがなかった」といった不幸な結果を生むんじゃないでしょうか。

 はやるよ本舗はベタな商業デザインをぜんぜん否定しません。ヴィジュアルがプロとして求められるクオリティを満たしていることはもちろん重要な要素ですが、そこにクライアントの「売上を伸ばしたい」「集客力を上げたい」といった思いが反映されていないと意味がないと考える派なのです。

 これを心がけておかないと、ふとした瞬間にデザイナーは「作品先行」に走ってしまいます。自分自身も例外ではないと思っているので、常に自分の作品を疑ってかかる姿勢を持ち続けなくては‥‥と。デザイナーとアーチストはちがう。そんな “デザイン” の原点をふり返ってみることができたセミナーでした。

2009-01
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