井上さんの講演を聞いていて、頭に浮かぶのは「Winner Takes All」というネットの世界でよく使われる言葉ですね。2番手、3番手を大きく引き離して、1番手だけが圧倒的な収益を上げるようになる傾向のことですね。
オンリーワンであること、ナンバーワンであること──。ネットの世界で勝つための、いちばんわかりやすい条件はそれです。パイは少々小さくても、ニッチでも、とにかく一番になればムチャクチャに強い。それが井上さんの黒豆ショップにはあるんですねぇ。
Archive for 1 月, 2009
通販で黒豆2億円!伝説を作った男のリピータ確保術
水曜日, 1 月 28th, 2009「カンデジ」の10周年イベントに参加してきました
火曜日, 1 月 27th, 2009「カンデジ」ってご存知でしょうか?正式名称は、関西デジタルコンテンツ事業協同組合で通称カンデジです。関西圏のホームページ屋さんやシステム開発屋さん、映像プロダクション等、デジタルのコンテンツを扱う事業者さんが、30社以上集まった組合です。
そのカンデジが、めでたく10周年を迎えられたということで記念イベントにお邪魔してきました。
「関西IT同窓会2009~関西出身のIT事業者大集合」と銘打たれたこのイベント、インターネットが今ほど普及していなかった黎明期より関西を中心にデジタルコンテンツ事業を続けてこられた大先輩らがあちらこちらに。それはそれは緊張したのでした‥‥。
そんなデジタル業界の大先輩の方々とお話しさせてもらうと、皆さん共通しているのは「関西」という地盤にこだわりをもって事業を続けていらっしゃるということ。広告、宣伝業界の中心は、いまだに東京に一極集中しています。ネットの世界も例外ではありません。しかし、モノ作りのレベルに関して言えば、関西は決して東京に劣っているとは思えません。むしろ、絶対的な市場の規模が小さい分、結果的に実力のあるものしか生き残れない厳しさがあります。そんなバイタリティ溢れる関西のツワモノ達に囲まれながら自分自身を奮い立たせることのできたイベントでした!
受注が取れるか取れないかは『企画書』『提案書』で決まります!
土曜日, 1 月 24th, 2009弊社のように少人数でやっている会社ですと、たとえデザイナーであってもお客さまと直接打ち合わせしたりする機会が多々あります。企画の段階から関わって、お客さまの生の声を直接聞けたりできるので、やりがいがあるのですが、一方デザインの専門職だったころにはありえなかったあんな苦労や、こんな苦労も‥‥。
お客さまとの打ち合わせの中で、いつも超重要なのが「企画書」作りですよね。苦手な方、多いんじゃないでしょうか。実は僕もそうです。しかし、お客さまに新しい提案をする際には、目に見えるカタチで提示できる企画書なり提案書が欠かせません。リリース、運用に至るまでのプロセスの中で、お客さまに趣旨を理解してもらい、認識を共有するうえでも、とてつもなく重要なものです。
だから、わかりやすく、しかも短時間で、正確に思いが伝わる企画書が求められます。しかし、そんな強力な企画書がそう簡単にできるものではありませんよね。あれや、これやと試行錯誤の連続です。
先日「A4・1枚 究極の企画書」(富田眞司 著)という本を読みました。タイトルが示すように、1枚の中に、企画のポイントを上手に詰め込んで、短時間で相手を説得させるというコンセプトの本です。(ちなみに、はやるよ本舗のワークショップではHRインスティテュート 著「事業企画&営業提案の立て方・まとめ方」のをテキストブックとして使いました。)

この中には、実際に使えそうな様々な種類の企画書、提案書のサンプルが満載なんですが、どれにも共通しているのは紙面の大半を占めるコンセプト図の使い方が絶妙だということ。文章でダラダラ書くよりも、ポイント、ポイントを抽出してグラフィカルに、立体的に展開したほうが相手に伝わりやすいのは当然ですよね。情報を整理して、相手にわかり易く伝える作業はデザインの本質ですし、企画書づくりと共通する部分は大いにあります。ですから、僕と同じく企画書作りで悩まれている方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。けっこう参考になりましたよ。
経営指針発表会にて
金曜日, 1 月 23rd, 2009
■経営指針と目標管理の関係
はやるよ本舗を運営する株式会社エムトーン第12期経営指針発表会が神戸市内の某所にて執り行われました。
この日、経営理念に始まり、経営戦略、経営目標‥‥等々。これから会社が進むべき方向性が1冊の経営指針書に集約され、発表されました。
はやるよ本舗は、商売繁栄のための超重要ファクターのひとつとして経営指針を挙げています。「わたしたちはなんのために働くのか」「会社はなんのために存続するのか」があやふやなままでは売れるものも売れなくなってしまうのです。
例えば僕は日常的に「デザイン」の業務を担当しています。お金や時間といった数値で直接的に表しにくい業務なだけに、社内でいったいどのポジションに位置づけられるのかあいまいになりがちです。
しかし、経営指針書を開いてみると、経営理念から末端の業務に至るまでの一連の関係性が明確に書かれています。自分の業務を、経営理念にまで立ち還って関連づけることができるのです。ただ漠然と日々の業務をこなしていくのとは、これは大きな違いです。
同時に経営指針書の中では、売上などのリアルな目標が示されます。僕の個人レベルの目標に至るまで、バッチリ経営指針書のなかに活字となって収められました。個人の目標をオープンにするわけですから、プレッシャーが大きいのは事実ですが、定期的に経営指針書を開いては、目標がどの程度達成できているかがハッキリします。ひと口に「目標を立てる」と言っても、こういった目に見える形で記録に残さないと実効性がないんですよね。
そんなこんなで今年1年の会社の方向性を決定付ける経営指針。来年になって経営指針書を読み返してみたときに、自らの成長を実感できるか、それとも肩を落とすことになるのか‥‥あとは実践するのみですね。
トリトンの松岡さんのセミナーで「商業デザイン」について考える
木曜日, 1 月 22nd, 2009
神戸のハーバーランドにある産業振興センターで行われた神戸商業経営研究会キックオフセミナーに参加しました。テーマは『経営戦力を考える上での「デザイン」というツール』で、トリトングラフィックスの松岡賢太郎さんの講演です。神戸の北野坂にある「トリトンカフェ」は、神戸のみならず全国からオシャレさんたちが集うカフェとしてあまりにも有名ですよね。
松岡さんと同じく、デザインの仕事にたずさわる者として、実績はぜんぜん比べ物にならないのですが、今回お話を聞いてみて、根幹に流れる思いはけっこう共通しているんじゃないかなと実感しました。
デザインの仕事をやっていて常に直面するのが、「作品先行系のデザイン」か「商業系のデザイン」かという問題です。
デザイナーなら誰でも「作品を通じて自分のテイストを表現したい」という意識少なからずあります。しかし、そこにクライアントや末端ユーザーの声が届いてないと、自分の作品への思いだけがふくらんで作品先行にかたよってしまいます。松岡さんはそれをデザイナーのマスタベーションとおっしゃいましたが、まったく同感です。この場合多くは「制作費はけっこうかかったわりには、それに見合ったフィードバックがなかった」といった不幸な結果を生むんじゃないでしょうか。
はやるよ本舗はベタな商業デザインをぜんぜん否定しません。ヴィジュアルがプロとして求められるクオリティを満たしていることはもちろん重要な要素ですが、そこにクライアントの「売上を伸ばしたい」「集客力を上げたい」といった思いが反映されていないと意味がないと考える派なのです。
これを心がけておかないと、ふとした瞬間にデザイナーは「作品先行」に走ってしまいます。自分自身も例外ではないと思っているので、常に自分の作品を疑ってかかる姿勢を持ち続けなくては‥‥と。デザイナーとアーチストはちがう。そんな “デザイン” の原点をふり返ってみることができたセミナーでした。







